このたび、令和7年度からの5ヵ年を計画期間とする「春日部市地域福祉活動計画」を策定いたしました。
これまで、春日部市社会福祉協議会では、令和2年に策定した「春日部市地域福祉活動計画(令和2年度から令和6年度)」に基づき、「笑顔でつながり支え合う 安心して いきいきと暮らし続けられるまち春日部」を基本理念とした地域づくりを進めてまいりました。
しかしながら、令和2年初頭から続く新型コロナウイルス感染症は、これまで培ってきた生活や地域とのつながりに対し、大きな影響を与えているのが現状です。
失業などによる収入の減少、住居の維持の困難化など生活に困窮する人びとの急増、社会性の低下による身体機能の低下、子どもの貧困、社会的孤立など、複雑かつ多様な生活・福祉課題の顕在化につながっており、もともと脆弱な生活基盤にあった高齢者、障がい者、ひとり親世帯等は今なお、多くの課題を抱えている状況です。
こうした生活課題に対応していくためには、誰もが支えられている、つながっているという、「地域のつながり」が必要となります。
本計画では、こうした背景を踏まえ、新たな時代に対応できるよう、これまでの経過や課題をもとに基本目標を見直しました。
これまで以上に地域のつながりを活かした「ともに生きる豊かな地域社会づくり」を目指してまいりますので、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
結びに、本計画の策定にあたり、熱心にご審議を重ねていただきました策定委員の皆様をはじめ、「地域の困りごとアンケート」等を通じて貴重なご意見をいただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
令和7年3月
社会福祉法人春日部市社会福祉協議会
会 長 鈴木 敏仁
基本理念
笑顔でつながり 支え合う 安心して
いきいきと暮らし続けられるまち 春日部
基本目標
- 自分の地域を住みやすいものにしていくための情報を手に入れることができる
- 誰もが地域の一員であるという認識を持つことができる
- いろいろな立場の人がつながっていると実感できる
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第2期 春日部市地域福祉活動計画の内容をまとめたものをご用意しました。