春日部市社会福祉協議会では、見守り声かけ活動の一環として、地域全体で“ゆるやかに”“さりげなく”“無理をしない”「ゆるやかな見まもり(ゆるまも)」活動を推進しています。
6月1日(木)、ゆるまも活動の啓発を目的として、地域で既に活動をされている支部社協、いきいきサロン、ボランティア団体の方々を対象とした研修会を開催しました。松実高等学園の学生さんにイラストの協力をいただいたパンフレットを活用しながら講演を行ない、“ゆるまも”が必要となっている背景や、日頃の生活の中で“ゆるまも”を意識していただくことをお伝えしました。
講演後には、同じ地域で活動をされている方同士、顔を合わせて情報交換をする機会を設け、講演の感想や、自分たちの日頃の活動と“ゆるまも”活動との共通点などを話し合いました。 「今までも、当たり前のように行なっていた。あらためて、見守りが大切だと思った。」「黙って見守ることも必要。本人がそこにいることを認めて、みんなで共有することも大事。」という意見や「ペットつながりでコミュニケーションができている。」「ずっと外に座っている人を近隣の方がサロンに連れて来てくれた。」といった意見が挙げられ、“ゆるまも”の大切さを参加者全員で共有することが出来ました。
今後も各地域で啓発活動を行い、春日部市内全体に“ゆるまも”の意識が広まることを目指していきます。