令和元年9月27日(金)豊野地区公民館において、「第11回健康を考えるつどい」を開催しました。
今回は、調理師であり介護食士の上野剛氏を講師にお招きし、『食ではじまる健康づくり~病気知らずの身体づくりを目指して~365 本当は何が食べたい?』をテーマに、食と病気の関わりについて、ご講演をいただきました。
病気にはガン、心臓病、脳卒中などがありますが、そのほとんどの病気に共通しているものは“血液”で、その血液をきれいにすることが病気を防ぎ健康維持につながるということを改めて学ぶことができました。その血液を作っているのは毎日の食事で、同じ食材を毎日食べ続けることや、「世の中の健康情報に惑わされないように気を付けてほしい」などのアドバイスもいただきました。
また、血液をきれいにする具体例として、1週間の食べる割合を肉類1日、魚類2日、豆類4日の献立や、調理法は“蒸す”“煮る”がお勧めで、1口最低30回!30秒!噛むことは無料の健康法であると紹介していただきました。さらに、「味噌汁」は、とても身体に良いので、具をたくさん入れて毎日食べることがお勧めとのことでした。
今回の講演は、「何を食べるのかを決めるのは自分であり、それは健康を決める力」であるということを考えさせられた内容で、健康についての理解が深まりました。 研修終了後もたくさんの質問があり参加者の関心の高さがうかがえ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
豊野支部社協では、これからも地域の方々が互いに助け合えるよう地域福祉の増進に努めてまいりますので、引き続き皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
報告:豊野支部社協 支部長 時田 美野吉