令和元年7月31日に、市内在住の聴導犬使用者と社会福祉法人日本聴導犬協会の方に講師としてお越しいただき、ボランティア研修「聴導犬を知ろう」を開催しました。
まず、聴導犬使用者より、聴導犬と一緒に暮らそうと思ったきっかけや、聴導犬との普段の生活についてお話をいただきました。その中で、聴導犬使用者がお店に入る時に、聴導犬をペットと間違われて同伴拒否を受けるなど、困ってしまうことがあるので、そんな時に周囲の方から手助けをしてもらえると非常に助かる、とのお話がありました。
次に、社会福祉法人日本聴導犬協会の方より、聴導犬や介助犬の働きやお仕事についての説明と、聴導犬と介助犬によるデモンストレーションが行なわれました。
聴導犬、介助犬、盲導犬を総称して「身体障害者補助犬」と呼ばれていますが、その中でも、盲導犬に比べ、聴導犬と介助犬は日本全体での実働数も少なく、認知度も低いため、より多くの方に聴導犬・介助犬について知っていただきたいとのことでした。
今回の研修は、聴導犬・介助犬についての理解を深めることで、誰もが住みやすい地域づくりについて考える良いきっかけの場となったものと考えております。ボランティア活動推進連絡会としては、これからも、ボランティア活動の普及・資質向上に努めていきたいと思います。